現代、多くの人にとって、牧場で働くということは非常に稀有なことだと言えるでしょう。短期間でも大自然の中で動物と向き合って働くことは学生時代、若いときだからこそ経験できると言えるのではないでしょうか?
もちろん酪農は早朝からの重労働であり、虫や臭いなど決して楽な仕事ではありません。しかし、子牛が生まれるときの感動やぼろきれのように疲れながら一日の仕事をやり終えたときの充実感は格別のものでしょう。
使う場所がないから、いやでもお金が貯まる!これもメリットかもしれません。
以下に一般的な乳牛の畜産農家の一日の仕事を紹介します。アルバイトの仕事も同様のことを要求されます。
酪農家によって細かい仕事内容は違いますが、牧場における一日の仕事のスケジュールは次の通りです。
起床は5:30。まだ明るくならないうちに牛が起きだしたらすぐに朝のえさを与えます。同時に牛の糞や寝床になっている干草をきれいに掃除します。また牛の健康チェックを行い、病気の牛がいたら治療を施します。
牛がえさを食べ終わったら乳搾りを行います。ミルカーと呼ばれる機械を牛の乳首に装着して搾乳します。
生まれたばかりの子牛は牛舎とは別の場所で飼育されているので、そこでミルクを与えたり健康状態をチェックします。また、乳牛として成長しきっていない若い牛(育成牛)を放牧に出して運動させます。
牧草は酪農家が自前で栽培しているのが一般的。牛の世話が一段落したら牧草の手入れ(種まき、刈り取り、乾燥、梱包作業等)を行います。
午後に集乳車が来たら、朝搾乳した生乳を出荷します。
放牧に出していた育成牛を牛舎に戻らせる。
えさ箱を掃除して、夕方のえさやり、糞や散らばった干草を片付ける。
牛が餌を食べ終わったら、寝るときの負担にならないように搾乳をする。
牛の就寝前の最後のえさやりをする。
これ以外にも突発的な事(牛の病気や出産など)があれば夜中もずっとついていなければならないことがあります。生き物を相手にしている牧場の仕事の宿命と言えるでしょう。